プラティニ氏がFIFA会長選に出馬へ、関係筋が明かす
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【7月29日 AFP】2016年2月に行われる国際サッカー連盟(FIFA)の会長選に、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長が立候補する見込みであることがわかった。
フランス出身の同会長に近い筋が28日、AFPに語ったところによれば、「今週末までには出馬表明を行う」という。別の情報筋も、会長が出馬の意思を固めたことを認めている。
一方で会長の広報担当は、この件に関するコメントを控えた。
退任するジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は先週、後任を決める会長選を2016年2月26日に行うと発表している。
プラティニ氏は、以前から反ブラッター色を最も鮮明にしている1人で、5月の会長選直前にスイスでFIFA幹部7人が贈収賄の容疑で逮捕された際には、公然と辞任を要求した。
ブラッター会長はそうした声を無視して選挙では5選を果たしたが、直後の6月2日、FIFAがスキャンダルの泥沼にはまっていくなかで職を退く意向を表明した。
以来、60歳のプラティニ氏は、次期会長の最有力候補として名前が挙がっており、FIFAを構成する6つの連盟のうち、完全な親ブラッター派のアフリカとオセアニアを除く4連盟から、口頭ながら支持を取り付けている。
5月の会長選についても、プラティニ氏は、ある時点までは出馬を真剣に検討している様子だったが、結局はそうしなかった。それを考えると、今回の出馬の意向は、勝利への確信が同氏の陣営にあることの裏返しとも取れる。
これまで出馬の意思を表明したなかには、2007年からUEFAの会長を務めるプラティニ氏に対抗しうるほどの人物はいない。
元ブラジル代表のジーコ(Zico)氏は、サッカーの国際団体での経験が不足しており、リベリアサッカー連盟会長のムサ・ビリティ(Musa Bility)氏はアフリカの外では名前が通っていない。また、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏も立候補に興味を示しているが、有力候補とは考えづらい。
5月の会長選で、ブラッター会長のほかに唯一投票に臨んだヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン(Ali Bin Al Hussein)王子は、UEFA加盟国から多くの支持を得ていたため、プラティニ氏が立候補すれば、自身は身を引いて同氏の支援に回る可能性が高い。
候補者は、投票日のちょうど4か月前の10月26日までに出馬の意向を表明しなくてはならない。また、FIFAの209の加盟の国や地域のうち、少なくとも5連盟からの推薦があること、FIFAの倫理委員会による審査をクリアしていることも、出馬の条件となる。(c)AFP/Keyvan NARAGHI