「バイエルンを恐れすぎ」―フンメルスが国内クラブに苦言
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【7月28日 AFP】ほとんどのチームが王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に恐れをなしている。――ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のマッツ・フンメルス(Mats Hummels)は、ドイツ・ブンデスリーガのクラブに対し、それをやめるべきだと苦言を呈した。
来月14日に行われる今季開幕戦で、本拠地にハンブルガーSV(Hamburger SV)を迎えるバイエルンは、残り4節で優勝を決めた昨季に続き、史上初のブンデスリーガ4連覇を目指している。
しかし、フンメルスによると、ブンデスリーガのチームはピッチの内外でバイエルンに敬意を払いすぎているとしており、それが王者を優位に立たせているとの見解を示している。
ドイツ代表DFでW杯ブラジル大会(2014 World Cup )優勝メンバーのフンメルスは、独誌キッカー(Kicker)に対し、「ドイツでは、バイエルンに恐れを抱いていることをほのめかすような発言やプレーが目立つ」と語った。
「そのような行為は慎むべきだ。ほかのチームからは、試合開始前からバイエルンとの勝負を捨てているような雰囲気を感じるときもある」
フンメルスはまた、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の率いるバイエルンが相手になると、失点を最小限に食い止めようとする戦略を採用するチームが多すぎると主張している。
SCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)が昨季のリーグ戦でバイエルンに0-6の惨敗を喫した際、当時チームの指揮を執っていたアンドレ・ブライテンライター(Andre Breitenreiter)監督は、相手ベンチに向かって「このような経験をさせていただき、大変感謝している」と発言しており、フンメルスの主張はこれで裏付けることができる。
昨季のドルトムントは、今年2月にリーグ最下位に沈むなど、シーズン開幕直後から不振にあえいでいた。そしてリーグ7位でシーズンを終えたものの、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は辞任した。
クロップ元監督の政権下でリーグ2連覇を果たしているドルトムントは、新監督にトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏を招へいし、来月15日に本拠地で行われるボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦で新シーズン開幕を迎える。
ドルトムントはまた、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)の本大会出場を目指し、ボルフスベルガーAC(Wolfsberger AC)との予選3回戦を控えているが、フンメルスはチームが照準を定めているのは、あくまでもリーグ戦だと強調した。
「僕らが(ヨーロッパリーグの)グループステージに進出したいと考えているのは間違いない」
「だけど選手として、リーグ3位以内を目指すのは当然だ。最低でも4位を狙っている。それがチームの仕事だ」
(c)AFP