トーマスが危機一髪、プラサが第16S優勝 ツール・ド・フランス
このニュースをシェア
■23選手による逃げ集団
23選手の逃げ集団が形成されたこのレースで、平均勾配5.6%で登坂距離の8.9キロの2級山岳に入り、プラサは残り18キロの地点でアタックを仕掛ける。
先頭集団が分裂する中、プラサは残り12キロ地点に位置する頂上通過までに、9人の後続へ約1分差をつけた。
追走する集団では、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)が圧倒的な速さを見せ、プラサと30秒差でゴールしたものの、今大会5度目の2位フィニッシュに終わり、2年間のステージ未勝利はまだ続いている。
3位には、36秒差でIAMサイクリング(IAM Cycling)のハルリンソン・パンタノ(Jarlinson Pantano、コロンビア)が入り、MTNクベカ(MTN-Qhubeka)のダニエル・テクレハイマノ(Daniel Teklehaimanot、エリトリア)は、ツール自己最高の7位に入った。
メーン集団では、ヴァン・ガーデレンを擁するBMCレーシングチームがペースを上げ、最後の上りまで集団をリードしたが、アルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)率いるティンコフ・サクソが、徐々に主導権を握り始める。
コンタドールは、頂上の手前でアタックするも、フルームらにすぐさま吸収され、飛び出しを成功させたのは、前回覇者であるアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)だけだった。
頂上で15秒ほどのリードを築いたニバリは、得意の下りでその差を28秒にまで広げたものの、総合順位では8位となっている。
レースが残り50キロを切り、逃げ集団から最初に抜け出したロット・ソウダル(Lotto Soudal)のアダム・ハンセン(Adam Hansen、オーストラリア)は、その後カチューシャ・チーム(Katusha Team)のマルコ・ハラー(Marco Haller、オーストリア)につかまったものの、一定距離を2人で逃げ続けた。
しかし、2人は最後の上りで吸収されると、激しいアタックが続く中、最後はプラサが単独で走り去った。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN