■追い上げ許さず

 1-1のまま迎えた5回、ア・リーグはトラウトのゴロで一塁走者が二塁でアウトとなり、トラウトが一塁走者に。すると、アルバート・プホルス(Albert Pujols)が四球を選び、プリンス・フィルダー(Prince Fielder)がリリーフのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)から適時打を放って、トラウトが生還した。

 さらに、二塁に進んだプホルスがロレンゾ・ケイン(Lorenzo Cain)の左二塁打で得点すると、フィルダーも三塁に出たものの、ブレット・ガードナー(Brett Gardner)は三振に倒れた。

 ナ・リーグは、6回にアンドリュー・マカッチェン(Andrew McCutchen)のソロ本塁打で1点を返し2-3としたが、7回には四球でトラウトに出塁を許し、ア・リーグは代走のブロック・ホルト(Brock Holt)が盗塁に成功。

 続くマニー・マチャド(Manny Machado)が二塁打でホルトを生還させ、自身もフィルダーの犠飛で追加点を挙げた。

 8回にブライアン・ドージャー(Brian Dozier)のソロ本塁打でだめ押しの1点を追加したア・リーグは、ここ10年で最多となる得点を記録したものの、9回にはブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)の犠飛でライアン・ブラウン(Ryan Braun)に最後の1点を許した。(c)AFP