ギャラクシー、ジェラードのデビュー戦を白星で飾る
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【7月12日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は11日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で行われ、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)がデビューを飾ったロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)が2-1でクラブ・アメリカ(Club America)に勝利した。
リバプール(Liverpool FC)退団後最初の一戦でジェラードのパフォーマンスは低調なものに終わり、45分でプレーを終えた。
4万4000人が詰めかけたリバプールの本拠地アンフィールド(Anfield)での感動的な別れから約2か月でギャラクシーでの初戦に出場したジェラードは、二度そのレベルの高さを垣間見せ、ハーフタイムにはこの日スタブハブ・センター(StubHub Center)に集まった2万7934人のファンから歓声を浴びた。
ジェラードの米メジャーリーグサッカー(MLS)デビューは、17日にホームで行われるサンノゼ・アースクエイクス(San Jose Earthquakes)になるとみられている。
17年在籍したリバプールを退団し、ギャラクシーと1年半の契約を結んだ35歳のジェラードは、夢のようなデビューゴール目前にまで迫った。
ジェラードは代名詞ともいえる中盤からペナルティーエリア内への飛び出しでパスを受けたが、相手GKの好守に阻まれた。またジェラードはMLSの対戦相手に混乱を招きそうなパス能力を披露し、40ヤード(約36メートル)のパスをチームメートに通した。
前半7分にクラブ・アメリカのカルロス・キンテロ(Carlos Quintero)に先制を許したものの、ギャラクシーはハーフタイム直前にジュニーニョ(Vitor Gomes Pereira Junior 'Juninho')のロングパスを受けたロビー・キーン(Robbie Keane)がファーストタッチでGKの逆を突き、同点ゴールを決めると、後半35分には途中出場のアラン・ゴードン(Alan Gordon)が逆転ゴールを決めた。(c)AFP