【5月27日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)の初戦で快勝を収めたカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)だが、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)のリバプール(Liverpool FC)最終戦では、大敗に心を痛めていたことを明かした。

 全仏オープン本戦開幕を控えたボズニアツキは、ジェラードが得点しながらも、リバプールが1-6というテニスのようなスコアでストーク・シティ(Stoke City)に敗れた試合を、食い入るように見つめていた。

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に移籍するジェラードにとって、リバプールでの最終戦となった試合を見たボズニアツキは、「ワオ・・・スティービーGが得点できたのが、せめてもの救いね・・・#なんとか良いところを見つけたい」と自身のツイッター(Twitter)に投稿している。

 リバプールは、ジェラードが本拠地アンフィールド(Anfield)に別れを告げたクリスタルパレス(Crystal Palace)戦でも、1-3の黒星を喫していた。

 26日の1回戦で、イタリアのカリン・ナップ(Karin Knapp)と対戦し、6-3、6-0で勝利したボズニアツキは、試合後にリバプールの話題になると、「そうね。プラスの面としては、スティービーGが最終戦で得点できたことね」と語った。

「他に良かったのは、あれがおそらくシーズン最後の試合だったこと。彼らは、これからオフシーズンに入るわ。あとは、最終戦でプラスになるようなことはなかったと思う」

「アンフィールドの最終戦では、みんなが感傷的になった。もちろん彼は本当に長い間プレーしていたし、主将でもあった。クラブやチームにとって、たくさんのことをしてきたわ」

「彼がいなくなってしまうのは悲しい。来季アンフィールドに戻ってこないというのが不思議なくらい。変な感じね、スティーブン・ジェラードがいないリバプールなんて」

 元世界ランク1位のボズニアツキは、元サッカー選手の父を持つだけでなく、兄のパトリック(Patrik Wozniacki)もサッカー選手としてデンマークの下部リーグでプレーしている。(c)AFP