エジプト首都で爆弾攻撃、検事総長が死亡
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【6月30日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)で29日、検事総長の車列を狙った強力な爆弾攻撃があり、検事総長は死亡した。同国ではイスラム過激派が、弾圧への報復として司法当局に対する攻撃を呼び掛けていた。
保健省やアハメド・ジンド(Ahmed al-Zind)法相をはじめとする政府高官がAFPに明かしたところによると、ヒシャム・バラカト(Hisham Barakat)検事総長(64)は同市東部の高級地区ヘリオポリス(Heliopolis)で同日午前に攻撃を受け、搬送先の病院で数時間後に死亡したという。
2013年にムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)元大統領が軍によって退陣に追い込まれて以降、イスラム過激派による現体制への攻撃による犠牲者の中でも、バラカト氏は最高位の政府関係者となった。
現場入りしたAFP記者によると、この爆弾で複数の車両が破壊され、店舗の窓も吹き飛んでいたという。保健省の報道官は、民間人2人とバラカト氏の護衛に当たっていた警察官5人を含む8人が負傷したと伝えている。この攻撃に関する犯行声明は出されていない。(c)AFP/Haitham El-Tabei and Samer al-Atrush