ドゥンガ監督、ブラジル代表の悩みの種は「ウイルス」
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■ブラジルサッカー界そのものが「病気」?
ドゥンガ監督は謎のウイルスを敗因に挙げたが、一部の人たちは、ブラジルサッカーそのものが病気にかかっているのではと考えている。
準決勝でドイツに1-7の大敗を喫した2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)から立ち直るため、ドゥンガ監督は代表チームの「健康」を取り戻そうと「治療」に取り組んできた。
その結果、コパ・アメリカが開幕するまでに行われた親善試合で、ブラジル代表は10連勝を飾っている。
しかし、それらの結果は結局、創造性を持ったタレントの不足と、過剰なまでにネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に依存したチームという、W杯で露呈していた問題をカムフラージュしていただけにすぎなかった。
ペルーと対戦した大会初戦で、ブラジルはネイマールの全得点に絡む活躍で辛勝したものの、続くコロンビアとの試合では0-1の敗戦を喫し、さらには苛立ちを爆発させたネイマールが4試合の出場停止処分を受け、大会から去ることになった。
ブラジルはその後、ベネズエラとの試合には2-1で勝利したものの、27日に行われたパラグアイとの準々決勝ではPK戦の末に敗れた。
ドゥンガ監督は、「最初から簡単ではないことを理解していた。ここまで数えきれないほど勝利を収めてきたが、まだ満足していない」と語っている。
「ブラジルは勝っても負けても、常にプレッシャーがかけられている。われわれはこれまで以上に良くなろうとしているし、どんなに偉大な選手でもPKを失敗している」
「これが簡単なことであれば、たくさんの人が私と同じ仕事に就けるだろう。だけど、そうではない」
ドゥンガ監督はまた、ブラジルサッカー界には根深い問題があることを認め、ブラジル代表のファンに対して我慢強さを求めている。
「われわれはブラジルサッカー界について考えなければならない。ほかのチームの成長が著しいという事実を無視してはならない」
「ブラジルでは現在、2試合ほど活躍すれば選手がスターの仲間入りを果たす傾向がある」
「2試合を終えたあと、その選手は世界最高とはやされるか、もしくは世界最低になるかのどちらかだ」
(c)AFP/Javier TOVAR