【6月28日 AFP】24日に行われたコパ・アメリカ(2015 Copa America)の準々決勝でウルグアイのエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の尻に指を押し込もうとしたチリのゴンサロ・ハラ(Gonzalo Jara)が、大会から追放される可能性が出てきた。

 カヴァーニがこの試合で退場処分になる直前にハラが同選手に犯した悪質な行為の映像がとらえられ、強い嫌悪の波が引き起こされた。

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は27日、ウルグアイの申し立てを受けてハラの事例について調査を開始したと声明を発表。ウルグアイはまた、カヴァーニに対する退場処分についても異議を申し立てている。

 声明でCONMEBOLは「規律部が、チリ代表ゴンサロ・ハラに対するウルグアイ・サッカー協会(AUF)の苦情申し立てを受け、懲戒手続きに着手した」とし、加えてハラへの処分は29日に行われるチリ対ペルーの準決勝前に下されるとしている。

 消息筋によると、ドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツ05(Mainz 05)でプレーする29歳のハラは、5試合の出場停止処分を受ける可能性があるとされている。(c)AFP