初戦敗退続きのブシャール、「どうしたらいいのかわからない」
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【6月18日 AFP】女子テニス、エイゴン・クラシック(AEGON Classic 2015)は17日、シングルス2回戦が行われ、大会第5シードのユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)は、フランスのクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)に3-6、6-4、0-6で敗れた。
昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)では快進撃を見せ、決勝まで勝ち進んだブシャールだったが、現在はもう一度それを再現できる自信がないと語っている。
全仏オープン(French Open 2015)でも世界ランキング43位のムラデノビッチと対戦し、1回戦で敗れているブシャールは、「最近は積極性がなくなっていたから、そこを気をつけようとしていて、第1セットと第2セットはうまくやれている感じがした」と語った。
「だけど、第3セットは何が起きたのか分からない。あのセットだけは、本当にわけが分からない」
現在の心境を聞かれたブシャールは、「考えられる限り、使えるだけのマイナスの形容詞をすべてつけたような気持ち。とにかく、すごくすごくがっかりしている」と答えた。
しかし、気持ちの落ち込みが原因で、試合中に冷静さを失うことはなかったのかという質問には、「コートでラケットを壊すとたくさん罰金を科されるって言われてたから、おかげで何とか冷静さは保てたと思う」と返答し、少しだけユーモアをのぞかせた。
今大会では、ブシャールのほかに6人のシード選手が2回戦までに敗退している。グラスコートシーズンは期間が短く、多くの選手が適応に苦労するが、ブシャールの敗戦は、それだけでは説明がつかない。
今大会で今季のグラスコート初戦を迎える選手がいるなか、トップシェルフ・オープン(Topshelf Open 2015)に出場したブシャールは、グラスコートでのプレーを少なくとも1試合は経験している。
そして50分に及んだ雨による中断は、ブシャール本人によると集中を取り戻す機会となり、第2セットを獲得する一因になったとしている。
あるいは、タイミングやリズムの悪さに原因があるのかもしれない。グラスコートは、特に集中が必要になる難しいサーフェスだとされている。
それでも、最近9大会でわずか3勝しか挙げることができず、6大会で初戦敗退に終わっている要因は、技術面と同じように、精神面にもあるという印象は否めない。
ブシャールは、間もなく開幕するウィンブルドン選手権までに、そういった部分の改善に取り組まなければならない。
「最近は毎週初戦敗退に終わっているから、次の試合までまるまる1週間が空く。すごく気が滅入ることの繰り返し。つまり、何をどうしたらいいのか、私には分からない。チームスタッフが助けてくれればいいんだけれども」
昨年は世界最古の大会で決勝に進出し、実力と容姿を兼ね備えた選手として観客を魅了したブシャールだが、それを思い出しても気分は上向かないのかと問われると、「あんまりね。だから分からないの」と答えた。
「多分、私に今できる最善策は、それを忘れることだと思う」
(c)AFP