■テニスに「疲れていた」

 29歳のナダルは、「周囲からの期待は気にしていない」とすると、「自分の目標に向けてモチベーションを高めている。プレッシャーはない」と語った。

「クレーで優勝し、またグラスで勝てるのはうれしい。ヴィクトルはタフな対戦相手だ」

「でも、結果が出なかった3か月半を経て、ここ1か月半で自信をつけている」

「モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)の初戦から、感覚が良くなっている。今年の初めは、テニスをすることで精神的に疲れていた。コートでも良い気分ではなかったんだ」

「自分のやりたいようにプレーできなかった。自信もなくしていた。でも、その感覚も変わってきて、今はウィンブルドンに向けて最高の準備をすることに集中している」

「本来のレベルを取り戻した。テニスのやり方を忘れてはいなかった。ようやく、すべてがうまく回り出した感じだ」

 ナダルはこの日、第1セットから9本のサービスエースを決めたが、タイブレークとなった同セットを勝ち取るのに約45分を要した。

 第2セットに入ると、序盤にブレークしたナダルが3-1のリードを奪い、3度目のマッチポイントで勝利を決定づけた。ナダルは、1時間26分の試合で11本のサービスエースを記録している。(c)AFP/Scott WILLIAMS