【6月8日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)で日本代表の主将を務める宮間あや(Aya Miyama)は、期待が高まる中でも、チームは強い気持ちを持ってW杯で連覇を飾れるはずだと信じている。

 8日にバンクーバー(Vancouver)で行われるスイスとの初戦を控え、宮間は「(2011年に)W杯で優勝してから、多くのプレッシャーを感じてきましたが、それを乗り越えてきました」と話した。

 代表として149キャップを誇る30歳の宮間は、「今は他のチームからの重圧もあります。私たちはよく分析されていますから」とすると、「前回覇者として臨む最初の大会ですが、前回のW杯と同じ気持ちで戦います」と語った。

 今大会では、議論の的となっている人工芝が全試合のピッチで使用されるが、チームはそれにも影響されていないという。

「日本人選手は適応能力が高いので、(人工芝については)それほど心配していません。チームは一致団結しています」

 宮間は、ベテランの澤穂希(Homare Sawa)が代表に復帰したことで、チームは勢いづいていると話した。

「あそこまでの経験がある選手は多くないので、彼女がチームにいることは、私たちにとって本当に大きな意味があります」

 36歳の澤は、日本代表として通算199試合に出場しており、今大会で史上最多となる6度目のW杯出場を果たす。