馬龍が男子シングルス初優勝、世界卓球
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【5月4日 AFP】世界卓球選手権蘇州大会(2015 World Table Tennis Championships)は3日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードの馬龍(Ma Long)は4-2(11-7、7-11、11-4、11-8、11-13、11-4)で同胞の方博(Fang Bo)を下し、優勝を飾った。
世界ランク1位で26歳の馬は、過去3大会でいずれも3位に終わっており、初の決勝進出と大会制覇を果たしたことになる。
23歳の方は、準決勝で、3連覇を狙っていた張継科(Zhang Jike、中国)を破る番狂わせを演じたものの、馬には一歩及ばなかった。
方は力強いスタートを切り、世界1位の対戦相手から第2セットと第5セットを奪った。
特に第5セットは拮抗(きっこう)した展開となり、長いラリーを方が制す場面もあった。
しかし、馬にはまだ余裕があり、第6セットで試合の主導権を奪い返してからは、方に付け入る隙を与えなかった。(c)AFP