【4月19日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2015 Fed Cup)は18日、ワールドグループ1部準決勝が各地で行われ、ロシアは初日を2-0で終えた。

 ロシアは、第1試合に出場したスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova)が、6-4、6-4でドイツのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges)を下した。

 すると、第2試合に出場した23歳のアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)が、4-6、7-6、6-3で格上のザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)に勝利し、全勝で初日を終えた。

 パフリュチェンコワは、世界ランク19位のリシキと2度目の直接対決を迎え、2つ目の白星を挙げている。

「厳しい戦いだった」としたパフリュチェンコワは、「へとへとだけど、チームに勝利で貢献できて本当にうれしい」と語っている。

「第2セットのタイブレークを制してから、本当に興奮して、最終セットでも良い流れを作れた」

 25歳のリシキは、第1セットで2度のブレークを奪い、42分でこれを先取した。

 世界ランク38位のパフリュチェンコワは、第2セットの序盤にブレークを奪取すると、2-0とリードしたものの、第10ゲームでリシキにブレークバックを許し、5-5とされる。

 しかしタイブレークでは、パフリュチェンコワが正確なショットでリシキを圧倒し、試合はフルセットに。

 最後は、ギアを上げたパフリュチェンコワが2度のブレークで4-0と決定的なリードを奪うと、リシキにブレークを許しながらも、最後まで逃げ切った。(c)AFP