立て直しを図りたいバイエルン、ドルトムントは指揮官退任で奮起なるか
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――普段通りを目指すドルトムント
15日に今季限りでの退任を電撃発表したボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督だが、SCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)との試合は普段通りに戦うとしている。
2010-11シーズンと2011-12シーズンにドルトムントをリーグ連覇に導き、過去2シーズンのリーグ戦では2位の成績を収めているクロップ監督だが、15日に今季限りの退任を発表し、大きな衝撃を与えた。
ドルトムントは18日にリーグ残留を争うパーダーボルンをホームに迎える。チームはこの試合を含めてリーグ戦6試合を残しているが、クロップ監督は、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)出場圏内の6位と勝ち点9差の10位という現状から、さらに順位を上げてチームを去りたいと考えている。
リーグ残留となる15位を勝ち点2差で追うパーダーボルン戦についてクロップ監督は、「どちらのチームにとっても極めて重要な試合だが、これまで通りいつもの試合だ」と語った。
「真っ向勝負になるだろうが、我々は任務を果たさなければならない。お別れツアーをしているのではなく、まだやるべきことがある」