■大会連覇を狙うワトソン

 前年覇者のバッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)は、連覇を達成して往年の名選手とマスターズの優勝記録を分け合う可能性がある。2012年大会を制しているワトソンは、1963年、1965年、そして1966年大会でタイトルを手にしたニクラス氏に続き、4回の出場で3度目の優勝を果たす史上2人目の快挙を目指す。

 ワトソンは、「誰もが、ロリーのことを話題にしている」とし、「自分は伏兵になることを期待しているよ」とコメントした。

 第114回全米オープン選手権(2014 US Open Championship)で優勝したドイツのマルティン・カイマー(Martin Kaymer)も、昨季のメジャー大会を制している唯一の選手として今年のオーガスタに挑戦するが、マスターズでは、通算7回の出場でトップ30の壁を破ったことはない。

 カイマーは、「ここ2~3年はすごく調子が良いのに、パットの出来が悪くて少しがっかりさせられてきた」とし、「このコースで戦える実力は証明してきた。あとは、うまくパットを決められるかが問題だね」と語った。

 一方、初出場だった昨年大会で2位タイに入った21歳のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)も、先月のバルスパー選手権でタイトルを獲得した勢いのまま、オーガスタ・ナショナルのコースに戻ってくる。

 スピースは、「今年は、トーナメントが近づくにつれて良くなっていると感じる」と語り、「スイングも上向きだし、パットも調子が良い。大会に向けて、全体的にすごく自信があるよ」と意気込んだ。(c)AFP/Jim SLATER