【3月17日 AFP】(記事更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)は16日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-7、6-1、6-4で第28シードのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)を下し、4回戦に進出した。

 世界ランク5位の錦織は、次戦で第12シードのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)と第20シードのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)の勝者と対戦する。

 男子アジア勢として歴代最高位に到達した錦織は、7度目の大会出場で初めて4回戦進出を果たしている。

 錦織は、今季ここまで4大会すべてで8強入りを果たすなど、好調を維持しており、メンフィス・オープン(Memphis Open 2015)でキャリア通算8勝目を挙げた。

 錦織はこの試合について、「激闘とはいかなかった」と振り返ったものの、難しい場面を乗り切ったことには満足しているようだ。

「彼のサーブに苦しみました。フラットやスピン、キックサーブをうまく織り交ぜていた。ボールがどこに飛ぶか、分からないときすらあった」

「普段はうまくリターンできますが、今日は違いました。そのために少し苦戦しましたね」

(c)AFP/Greg Heakes