【2月15日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2015)は14日、オランダのロッテルダム(Rotterdam)でシングルス準決勝が行われ、大会第3シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は6-2、6-1で第8シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に快勝し、大会連覇に王手をかけた。

 1時間足らずで勝利を収めたベルディハは、決勝で第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦する。

 アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の元コーチであるダニエル・バルベルドゥ(Daniel Vallverdu)氏に師事するベルディハは、戦術的に試合を進めていると話した。

 同一大会で連覇を飾ったことがないベルディハは、「以前よりも、試合の進め方に焦点を当てている。まだ数週間しか指導を受けていないけど、僕の試合には大きな変化が現れている」と語った。

 昨年大会を制し、ロッテルダムでは9試合負けがないベルディハは、この日の試合でファーストサーブが入ったとき、95パーセントの確率でポイントを獲得した。

 この試合で守勢にまわったシモンは、前日の試合でマレーを破ったのと同じ選手には見えなかった。(c)AFP