【2月8日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2015 Fed Cup)は7日、ワールドグループ1部1回戦が各地で行われ、王者チェコがカナダに2連勝した。

 チェコは今回がフェドカップ初出場となったカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova)が勝利を収め、準決勝進出に王手をかけた。

 世界ランク22位のプリスコバは、対戦した同230位のフランソワーズ・アバンダ(Francoise Abanda、カナダ)を相手に9本のエースを記録し、シングルス第1試合を6-2、6-4で制した。

 続くシングルス第2試合では、世界62位のテレサ・スミツコヴァ(Tereza Smitkova、チェコ)が6-1、6-2で同185位のガブリエラ・ドンブロフスキ(Gabriela Dabrowski、カナダ)を一蹴した。スミツコヴァはドンブロフスキから22本のウイナーを奪い、わずか59分で勝利を収めている。

 8日の試合では、プリスコバとドンブロフスキ、スミツコヴァとアバンダがシングルスで対戦し、ダブルスにはチェコのデニサ・アレルトバ(Denisa Allertova)とルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka)、カナダのドンブロフスキとシャロン・フィッチマン(Sharon Fichman)が出場する。

 カナダは全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)でベスト8入りを果たしていたユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard)が欠場している。

 世界ランク7位のブシャールは、昨年の全仏オープンテニス(French Open 2014)決勝で敗れたマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)にストレート負けを喫し、素晴らしい活躍をみせていた全豪で準々決勝敗退に終わっていた。

 一方、チェコはウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)女王のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova)が欠場した。(c)AFP