【1月28日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は28日、女子シングルス準々決勝が行われ、米国のマディソン・キーズ(Madison Keys)は6-3、4-6、6-4で幼少期からの憧れであった大会第18シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破り、ベスト4に駒を進めた。

 ノーシードの19歳は、太もものけがを乗り切って勝利をつかみ、準決勝では第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と第11シードのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)の勝者と対戦する。

 自身が2歳のとき、すでに四大大会(グランドスラム)の混合ダブルスを制していた34歳のヴィーナスを前に、メジャー大会で初の準々決勝に臨んだキーズは、緊張を隠しきれない様子だった。

 フルセットを勝ち抜いた世界ランク35位のキーズは、「ヴィーナスとプレーできるなんて、最高の瞬間でした。驚いています。もちろん緊張していましたが、この一瞬を楽しもうと思っていました。次戦も楽しみです」とコメントした。

 全豪オープンの元女王リンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport)氏に師事するキーズは、第2セットの途中に長いメディカルタイムアウトを取り、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)で棄権に追い込まれた悪夢がよみがえるかにみえた。

 キーズはこれについて、「ウィンブルドンのときほど悪くなかった。でも、あの悪夢が『二度と起こらないように』と祈っていました。気持ちが少し弱くなりましたね」と振り返っている。

 第1セットを勢いよく先取したキーズだが、第2セットでは1-4と追いかける展開になり、タイムアウトの後も盛り返すことはできなかった。

 ブレークの奪い合いになった第3セットで、キーズはとうとうヴィーナスを追い詰め、1時間55分の末に勝利を決定づけた。(c)AFP