【1月28日 AFP】女子ゴルフ世界ランク1位の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)と、同2位のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)は、2015シーズンの米国女子ツアー開幕戦で、輝かしい成績を記録した2014年に続く好調なスタートを切りたいと意気込んでいる。

 今季の女子ツアーは、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)郊外で行われる初開催のコーテスゴルフ選手権(Coates Golf Championship 2015)で開幕し、総額約73億円の賞金を懸けて、全33大会が開かれる予定となっている。

 120選手が参戦する開幕戦は、最終日がアメリカンフットボールの第49回スーパーボウル(Super Bowl XLIX)とぶつかるのを避けるため、28日から31日までの日程で行われることになっている。

 2013年の年間最優秀選手に選出された朴と、CMEグループ・ツアー選手権(CME Group Tour Championship 2014)をはじめ昨季3勝を記録したコーは、2014年の年間最優秀選手ステーシー・ルイス(Stacy Lewis)、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2014)女王のミッシェル・ウィ(Michelle Wie)、レクシー・トンプソン(Alexis 'Lexi' Thompson)ら米国勢に加え、ノルウェーのスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen)、そして韓国の柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン)など、トップ100のうち91人と戦うことになる。

「とても良い感覚で2015シーズンを迎えられそうです」とした朴は、「短いシーズンオフでしたが、スイングの練習やリハビリ、体のケアなど、細かい調整をしました」と語った。

 朴は、ルイスとウィを最大のライバルとみているが、才能ある若手選手の台頭にも警戒感を持っている。

「ミッシェルは昨年とても良い結果を残しましたし、ステイシーも最近ずっと安定したプレーを続けています。この数年間、私たちは互いに素晴らしい戦いができています」

「今年もそうなれば、本当に最高のシーズンになるでしょう。でも、また新たな強い選手がたくさん頭角を現してくるはず」