ミドルスブラがマンチェスター・シティ破る番狂わせ、FA杯
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【1月25日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2014-15)は24日、4回戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は0-2でミドルスブラ(Middlesbrough FC)に敗れた。
プレミアリーグ王者のシティは、ミドルスブラのパトリック・バムフォード(Patrick Bamford)とキケ(Enrique Garcia Martinez 'Kike')に得点を許し、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でショッキングな敗戦を喫した。
マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督率いるシティは今週、暖かいアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)で合宿を行っており、イングランドへ戻ったのは前日遅くだった。この敗戦で、その判断が批判されることは避けられない。
ミドルスブラは後半7分、不安定さが増しているシティ守備陣の完全なミスから均衡を破った。
フェルナンド(Fernando Francisco Reges)からGKウィリー・カバジェロ(Willy Caballero)へのバックパスが短くなると、アルバート・アドマー(Albert Adomah)が寄せてくるなか、カバジェロはクリアーを試みたもののボールはアドマーに当たってゴール方向へ。これをフェルナンドがゴールライン上で掻き出したが、ボールがバムフォードに当たってシティのゴールネットを揺らした。
すると試合はそこから激しい攻め合いとなり、後半44分に交代出場のフランク・ランパード(Frank Lampard)のシュートがポストを叩くと、迎えたロスタイム3分、ミドルスブラが勝利を引き寄せる得点を決めた。
何度も見せていたカウンターから、ミドルスブラはほぼ数的同数の状況を作ると、バムフォードがペナルティーエリア手前で倒されたものの主審はアドバンテージを取り、こぼれ球をキケが流し込んだ。
またミドルスブラでは、控えGKトマス・メヒアス(Tomas Mejias)の活躍も大きかった。彼が前半を無失点でしのいでいなければ、後半の攻勢もなかった。(c)AFP/Ian Whittell