【1月10日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)は10日、グループAの1試合が行われ、韓国が1-0でオマーンに勝利した。

 試合開始から主導権を握りながらも、均衡を打破するのに前半ロスタイムまでかかった韓国が、55年ぶりの優勝に向けて白星発進した。

 韓国のチョ永哲(Cho Young-Cheol、チョ・ヨンチョル)は、オマーンのGKアリ・アル・ハブシ(Ali Al Habsi)が弾いたボールに素早く反応すると、チームに先制点をもたらした。

 韓国のウリ・シュティーリケ(Uli Stielike)監督は、チームがほとんどの時間でボールを支配することを約束し、試合もその通りの展開となった。

 しかし、フォワード陣の決定力不足により、アル・ハブシを中心とするオマーンの強固な守備陣から追加点を奪うことはできなかった。

 一方、オマーンも同点に追いつくチャンスを作ったが、韓国のGK金鎮鉉(Kim Jin-hyeon、キム・ジンヒョン)の牙城を崩すまでにはいたらなかった。(c)AFP