【12月15日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)が、中国代表MF張稀哲(Zhang Xizhe)の獲得を発表するのも時間の問題とみられる中、今後も中国人選手のブンデスリーガ移籍は続きそうだ。

 13日に独フランクフルト(Frankfurt)の空港に到着した張は、ボルフスブルクが1-1でSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)と引き分けた試合を観戦。チームは、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に次ぐリーグ2位に立っている。

 23歳の張が北京国安(Beijing Guoan)からの移籍手続きを完了させるため、あとは詳細を詰めるだけとなっており、数日後には正式にボルフスブルクの選手として紹介されることになる。

 2012年に中国サッカー協会(CFA)の最優秀若手選手に選出された張は、ブンデスリーガでプレーする唯一の現役選手になる。

 中国人選手では、蒿俊閔(Hao Junmin)が2010-11シーズンにシャルケ04(Schalke04)で14試合に出場したのが記憶に新しいが、邵佳一(Shao Jiayi)は2002-03シーズンに1860ミュンヘン(1860 Munich)へ移籍すると、2006-07シーズンからはエネルギー・コットブス(Energie Cottbus)でプレーしていた。初めて1部を経験した中国人選手は、2001-02シーズンまでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)でプレーした楊晨(Yang Chen)となっている。

 張はすでにドイツ語の勉強を始めており、ボルフスブルクも、極東のサッカー選手を注視しているという。

 ボルフスブルクのクラウス・アロフス(Klaus Allofs)スポーツディレクターは、ブンデスリーガの公式サイト上で、「(中国の)リーグと代表選手を注視していて、気になる選手が何人かいる」と明かしており、「中国サッカーは発展途上にあるが、良い選手がいることを確信している。彼らの時代がいつか来るだろう。稀哲がどのようにチームに溶け込んでくかを確認し、中国の良い選手がブンデスリーガに通用するか見極めるよ」と述べた。

 張は得点とアシストの両方の能力が評価されており、2013シーズンは30試合で11得点をマークしているものの、中国国外での認知度はまだ低い。

 中国代表として10試合に出場している張は、昨年9月のシンガポール戦で代表初得点を挙げた。(c)AFP/Ryland JAMES