【12月12日 AFP】14-15フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日、スペインのバルセロナ(Barcelona)でペア・ショートプログラム(SP)が行われ、カナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が74.50点でSP首位に立った。

 デュアメル/ラドフォード組は、観客も息をのむ流麗かつアクロバティックな演技を披露し、ソチ冬季五輪で銀メダルを獲得したロシアのクセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組に2.17点の差をつけた。

 世界選手権で2つの銅メダルを獲得しているデュアメル/ラドフォード組は、ジネット・リノ(Ginette Reno)の「Un peu plus haut」に乗せた演技で、すべての要素でミスのない演技を見せた。

 2人はこれで、GPファイナル4度目の挑戦で初の表彰台入りが狙える位置につけている。さらにラドフォードは、フリースケーティング(FS)では4回転スロージャンプを成功させる自信があると話した。

 29歳のデュアメルも、「GPファイナルでの表彰台入りを目標にここへ来ましたから、この結果は大きな一歩です」と話した。

「フリーの長いプログラムを終えた時にも、今日と同じような感触を味わいたいですね」

 一方、昨シーズンはソチ五輪の団体で金メダル、さらに世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2014)で銀メダルを獲得したストルボワ/クリモフ組は、GPファイナルはこれが初出場となった。

 22歳のストルボワ、24歳のクリモフのペアは、武侠映画『グリーン・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon)』の楽曲に乗せたSPで、中国をテーマにした演技に臨んだが、審判団、観客ともに評価はカナダ組に及ばず、72.33点となった。

 3位以降は、66.66点を獲得した隋文静(Sui Wenjing)/韓聰(Han Cong)組、62.71点の于小雨(Yu Xiaoyu)/金揚(Jin Yang)組、62.46点の彭程(Cheng Peng)/張昊(Zhang Hao)組と中国勢が続いた。

 世界選手権で銅メダルを2つ獲得しているロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組は、2度の転倒があり、55.97点の6位からのスタートとなった。同ペアは負傷のため五輪シーズンを全休し、今季から復帰している。(c)AFP/Emmeline MOORE