【11月17日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は16日、予選の試合が各地で行われ、グループHのイタリアは1-1でクロアチアと引き分けた。

 イタリア戦での無敗記録を7に伸ばしたクロアチアだったが、敵地に乗り込んだサポーターがイタリアのGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)めがけて発煙筒を投げ、約10分間試合が中断する事態となった。クロアチアが最後にイタリアに敗れたのは、1942年となっている(しかしながら、同国は第2次世界大戦から1992年にかけては旧ユーゴスラビアの一部だった)。

 イタリアは前半11分、シモーネ・ザザ(Simone Zaza)の落としを受けたアントニオ・カンドレーヴァ (Antonio Candreva)が約20メートルのミドルシュートを突き刺して先制点を決めた。それでも、クロアチアはそのわずか4分後にイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)が反応の遅れたブッフォンの足元を破るシュートを決めて同点とした。

 クロアチアは前半30分を前にルカ・モドリッチ(Luka Modric)が足を引きずり、マテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)と交代となる痛手を負った。その後はそれをものともせずに試合を進め、終盤にはペリシッチが大チャンスを迎えたがシュートは枠の外に外れた。

 この結果、グループHの首位をクロアチアが守り、イタリアは2番手のままとなっている。

 しかしながら、自国のサポーターが慣習的に行う発煙筒の投げ込みに、クロアチアのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督はすぐさま謝罪した。

 元代表チームの主将でもあるコヴァチ監督は、「私たちのサポーターが起こしたことについては謝罪したい」とコメントした。

「スタジアムには子供もいた。これはサッカーではないし、われわれの国と人々のイメージに相反するものだ。起こったことを残念に思うし、申し訳ない」

(c)AFP