■デビス杯決勝を控えるフェデラー

 四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇るフェデラーは、21日に仏リール(Lille)で開幕する国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)決勝に出場することが決まっている。デビス杯初優勝がかかっているという状況が、棄権というフェデラーの決断を後押しした可能性はある。

「昨日、スタン(ワウリンカ)との試合で腰を痛めた。本当にがっかりしているし、良くなることを願っています」とフェデラーは語った。

「ロンドンでプレーすることが大好きなので、難しい決断でした。ATPワールドツアー・ファイナルは、僕のキャリアを象徴するものでもあります」

「残念ながら、腰のけがのため、今すぐにプレーすることはできません。すべてのテニスファンと大会の関係者が、理解してくれることを願います」

 フェデラーが試合前に棄権を申し出るのは、長いキャリアでわずか3度目。前日の試合が3時間に及ぶ長丁場になったフェデラーは、16日午後の練習に姿を見せず、棄権の可能性が報じられていた。

 ダブルスで米国のボブ・ブライアン(Bob Bryan)/マイク・ブライアン(Mike Bryan)兄弟が優勝を果たした直後、世界ランク2位のフェデラーは棄権を表明した。