【10月12日 AFP】上海マスターズ(2014 Shanghai Rolex Masters)準決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、33歳のフェデラーが、年齢による衰えを感じさせていないと話した。

 世界ランク1位で27歳のジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇るフェデラーが、準決勝で6-4、6-4のストレート勝ちを収め、再び同2位に浮上することに、ただ驚くばかりだという。

 フェデラーは、ジョコビッチの連勝記録と大会3連覇の夢を絶ち、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)決勝の雪辱を果たした。

「今まで通りの良いプレーをしている。彼の場合、年齢が壁になることはないのかも」とフェデラーを評したジョコビッチは、「僕との対戦では、五本の指に入る試合になったんじゃないかな。分かると思うけど、僕がチャンスを手にする度に、彼が一歩踏み込んでウイナーに変えてしまうんだ」と対戦を振り返った。

 フェデラーは、ジョコビッチよりも6歳年上で、4人の子どもがいる。ジョコビッチは、今の自分にとって最大の関心事は、エレナ(Jelena Ristic)夫人との間に誕生する第1子のことだと話している。

「帰国して、父親になることが、これからのプランだよ」

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