【11月14日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)は13日、英ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で5日目が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が6-0、6-1で第5シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を一蹴し、準決勝に進出した。

 大会通算7度目の優勝を目指すフェデラーは、3戦全勝でグループ首位の座を守り、今大会がファイナル初出場となった第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)ともにベスト4進出を果たした。

 錦織は同日に行われた試合でダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に4-6、6-4、6-1で勝利しており、グループ2位で準決勝に駒を進めている。

 56分で退けられたマレーは、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に1-6、0-6で敗れた2007年のソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open)に並ぶ自己最悪の試合結果に終わった。

 フェデラーは試合後、「今日は良い試合ができたので、とても満足している。準決勝進出が決まっていたから、少しだけ余裕を持って試合に臨めた」と語った。

 フェデラーとマレーはここまで22回対戦し、それぞれ11勝を記録しているが、ツアー・ファイナルでの過去3度の対戦と、2014年の対戦はフェデラーがすべて勝利している。

 フェデラーの準決勝進出は大会通算13回の出場で12度目となり、イワン・レンドル(Ivan Lendl)氏の記録に並んでいる。(c)AFP