中堅国の健闘光る欧州選手権予選、強豪国の巻き返しなるか
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■オランダはプレッシャーにさらされる
そのほかのグループでは、グループAで前節、アイスランドが強豪オランダを2-0で破り、予想外の予選全勝を守った。人口わずか33万人ほどの小国アイスランドは16日、同じく3戦全勝のチェコと対戦する。
こちらもすでにオランダを破っているチェコは、16日のアイスランド戦について、甘い見通しは一切立てていない。
チェルシー(Chelsea)に所属するチェコのGKペトル・チェフ(Petr Cech)は、「彼らはよく組織されていて、意識も高く、タフな相手だ。最大の武器はチームワークだろう。守備だけでなく、攻撃でもチームのためにハードワークする」とコメントした。
一方、W杯で3位に入りながらも、今予選で調子の上がらないオランダは、順位が1つ下のラトビアとホームのアムステルダム(Amsterdam)で激突する。
W杯の記憶がはるかかなたにかすむオランダは、フース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督がすでに、ホームのラトビア戦で勝利できなければ辞任するとコメントしており、新指揮官が早くも窮地に立たされている。
グループFでは、予選首位に立つ北アイルランドが、勝ち点2差の2位ルーマニアと14日、アウェーのブカレスト(Bucharest)で直接対決を迎える。
北アイルランドは、サウサンプトン(Southampton FC)に所属するスティーブン・デービス(Steven Davis)が、前週末のプレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)戦で痛めたハムストリングの回復が間に合わず、主将を欠いてルーマニア戦に臨むことになる。
グループEでは、イングランドがホームのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)に2位スロベニアを迎え、首位固めを狙う。またこの試合では、イングランドのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が代表通算100試合出場を達成することが濃厚となっている。
イングランドのロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督は、まだ29歳のルーニーが今後もキャップ数を伸ばし続け、ピーター・シルトン(Peter Shilton)氏が持つ最多キャップの記録(125試合)を更新するとの見解を示している。
「あと5年ほどウェインに時間を与えることができれば、といってもそれは十分に可能性のあることだが、ピーターの記録を更新するだろう」