【9月5日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)は4日、スペインでグループリーグの最終戦が行われ、前回王者・米国、開催国スペイン、そしてギリシャが無敗で終えた一方で、スロベニアはリトアニアに敗れ、大会初黒星を喫した。

 グループCの米国は、ジェームス・ハーデン(James Harden)の17得点を筆頭に、4人が二桁得点を記録し、ウクライナを95-71で退けた。

 5連勝を飾った米国はグループCを首位で終え、敗れたウクライナはグループ2位から5位に転落し、ベスト16を逃した。

 トルコは77-64でドミニカ共和国に勝利してグループ2位に入り、敗れたドミニカ共和国が同3位となった。

 フィンランドを67-65で下したニュージーランドが4位に入り、グループ最終戦で決勝トーナメント進出を決めた。

 そのニュージーランドと決勝トーナメントで対戦するグループDのリトアニアは、最終戦でスロベニアに67-64で勝利した。

 リトアニアは、ヨナス・バランチュナス(Jonas Valanciunas)が12得点を挙げる活躍をみせると、今大会ここまで無敗を続けていたスロベニアを第4クオーターで2点に抑えた。敗れたスロベニアは2位に後退し、決勝トーナメントではドミニカ共和国と対戦することになった。

 グループDのそのほかの試合では、アンゴラが91-83でオーストラリアに勝利した。

 アンゴラはヤニック・モレイラ(Yannick Moreira)が38得点15リバウンドを記録し、ベスト16でトルコと対戦するオーストラリアは、ジョー・イングレス(Joe Ingles)とアロン・ベインズ(Aron Baynes)を温存した。

 メキシコは87-71で韓国を破り、グループ4位の座を守った。ヘクター・ヘルナンデス(Hector Hernandez)が16得点11リバウンドを記録したメキシコは、決勝トーナメントで米国と対戦する。