ランパードがイングランド代表引退を発表
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【8月27日 AFP】サッカーイングランド代表でプレーしたフランク・ランパード(Frank Lampard)が26日、15年にも及ぶ国際舞台でのキャリアに幕を下ろし、代表を引退すると発表した。
36歳のランパードは、6月23日に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループD最終戦のコスタリカ戦が通算106戦目にして最後の代表キャップとなった。ランパードはその試合で、イングランド代表の主将を務めた。
ランパードはマネジメント会社を通じて声明を発表し、「代表からの引退という決断を下した」と話した。
「自分にとってはとても難しい決断だった。だからこそ、W杯が終わってからこれだけ考え抜く時間が必要だった」
代表戦106試合出場は、イングランド代表としてはピーター・シルトン(Peter Shilton)氏、デビッド・ベッカム(David Beckham)氏、先月同じく代表引退を表明したスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)、ボビー・ムーア(Bobby Moore)氏、アシュリー・コール(Ashley Cole)に次ぐ史上6位タイとなる。
声明の中でランパードは、イングランド代表のユニホームをまとうのは「誇りであり名誉だった」と語り、「すべての瞬間」が楽しかったと話した。
「クラブでのキャリアが別の方向へ向かい始めている以上、家族を第一に考えるのが何よりも大切だった。あと何年かはクラブで最高のプレーをコンスタントに見せたいし、そちらに集中したいという思いもあった」
「今が前へ進むべき時だ。ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)が監督で、若い選手が出てきて、ユースの育成システムも根本から見直され始めている。だから、将来イングランドにふさわしい代表チームが完成して、成功を収めてくれるとはっきり確信しているんだ」
(c)AFP