【6月28日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク(Jerome Valcke)事務局長は27日、対戦相手を繰り返しかむルイス・スアレス(Luis Suarez)は治療を受けるべきとの見解を示した。

 4か月の出場停止処分を受けたスアレスについての意見を求められたバルク事務局長は、「やめるための方法を見つけなければならない。治療に通うべきだ。絶対に間違っている」とコメントした。

 スアレスはW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループDの試合で、イタリアのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみつき、26日に大会から追放される処分を受けた。

 一方、W杯史上最も厳しい処分になったことを受け、キエッリーニが厳しすぎると主張したことについてバルク氏は、「厳しすぎると言うひとは必ず出てくる。そう言っているのは彼だけではない」とコメントを控えた。

 キエッリーニは被害者だと指摘を受けたバルク氏は、「処分は、規律委員会が目にしたものから判断されている」と続けた。(c)AFP