【6月21日 AFP】イングランドサッカー協会(Football AssociationFA)のグレッグ・ダイク(Greg Dyke)会長は20日、イングランド代表がW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で敗退を喫したものの、ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督が2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)まで指揮を執ると明かした。

 この日行われた試合でコスタリカが1-0でイタリアを下し、イングランドが大会から姿を消すことが決定する直前、英国メディアは、「われわれはロイ・ホジソンを支援しており、監督としてとどまることを願っている」というダイク会長の言葉を伝えた。

「監督交代に価値を見いだせない。ロイは良い仕事をしていると考えているし、4年目に入ろうとしている。欧州選手権ではより良い結果を臨んでいる」

 2012年5月にファビオ・カペッロ(Fabio Capello)前監督の後を継いで指揮官に就いたホジソン監督は、2016年にフランスで行われる欧州選手権後まで契約を結んでいる。

 代表チームの敗退が決まる前にホジソン監督自身も、「辞任するつもりは毛頭ない。もちろんひどく失望しているが、辞任しなければならないという気持ちはない」とコメントしていた。(c)AFP/Tom WILLIAMS