【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第18シードのエルネスツ・ガルビス(Ernests Gulbis、ラトビア)は6-3, 6-2, 6-4で第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を退け、準決勝へ進出した。

 4回戦で第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破った25歳のガルビスは、この日も格上のベルディハを敗退に追いやった。

 試合の成果よりも、コート外での過激な行動と発言がしばしば取り上げられるガルビスは、準決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。

 この試合で今季32勝目を挙げたガルビスは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の38勝を追っている。

 試合後ガルビスは、「この試合は本当に特別だ。皆さんとそれが共有できて、とてもうれしい」と話した。

「今大会で最高の試合になった。すべてうまくいった。僕がライン際にばかりボールを打つもんだから、トマスは怒っていたよ。悪いとは思うが、それがスポーツだからね」

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