【6月3日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)に2015年から参戦するニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)は2日、ダビド・ビジャ(David Villa)と3年契約を結んだと発表した。

 ビジャは2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝したスペイン代表のメンバーで、今季はアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)でスペイン1部リーグ優勝を果たしている。

 ビジャは2010年から2013年まで所属したFCバルセロナ(FC Barcelona)時代を含め、キャリアの大半で背負っていた背番号7のユニホームを引き続き着けることになる。

 ビジャは、「とにかく全力を尽くして、新たな責任をわきまえ、クラブが僕に示してくれた信頼に応えることで自分の価値を証明したい」とコメントした。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)と米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)が共同所有者となり、MLSに新たに創設されるNYCFCは、クラブの公式ツイッター(Twitter)で、32歳のビジャが獲得第1号選手になったことを明かしている。

 クラブはツイッターで、「ようこそニューヨークへ:ダビド・ビジャ(@Guaje7Villa、ビジャの公式ツイッターアカウント)は#NYCFCの最初の選手として正式に契約を結んだ。#VillatoNYCFC」と投稿している。

 スペイン代表の歴代最多得点記録を持つビジャは、優勝した2008年の欧州選手権(UEFA Euro)で4得点、2010年のW杯では5得点を記録しており、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)では大会連覇を狙う。(c)AFP