ユン・ソクヨンをめぐり韓国サッカー協会とQPRが対立か
このニュースをシェア

【5月24日 AFP】聯合(Yonhap)ニュースは23日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する韓国代表に選出された尹錫栄(Suk-Young Yun、ユン・ソクヨン)の所属するクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)が、ダービー・カウンティ(Derby County)とのプレーオフに同選手が出場する許可を得たとする主張を、大韓サッカー協会(Korea Football Association、KFA)が否定したと報じた。
イングランド・プレミアリーグ昇格がかかる24日の試合にユン・ソクヨンを出場させるかについて、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のQPRと大韓サッカー協会が対立している。
24歳のユン・ソクヨンは、W杯に向けた韓国代表の合宿に14日から合流する予定だったが、プレミアリーグ復帰のかかった大一番を控えるQPRは、同選手をクラブに帯同させていた。
QPRのハリー・レドナップ(Harry Redknapp)監督は23日、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、韓国代表の洪明甫(Myungbo Hong、ホン・ミョンボ)監督からユン・ソクヨンがプレーオフに出場する許可を得たと明らかにした。
レドナップ監督は、「韓国代表監督が、ユン・ソクヨンのイングランド滞在と試合に出場することを許可してくれた。私たちはとても喜んでいる」と語った。
しかし、聯合ニュースは大韓サッカー協会関係者の話として、レドナップ監督のコメントは事実ではないと伝えた。
協会関係者は「われわれがQPRにユン・ソクヨンの帯同を許可したおぼえはない」と語っている。
「QPRはここ数日、われわれの招集に応じなかった。レドナップ監督のコメントは事実無根だ」
(c)AFP