【5月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーした元韓国代表の朴智星(Park Ji-sung、パク・チソン)が14日、現役引退を発表した。

 33歳の朴智星は、長らく抱えている膝の問題を引退の理由に挙げた。

 朴智星は、2002年のW杯日韓大会で韓国代表として4強に進出し、アジア人選手としては初めて欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の決勝でプレーした。

 現役最後の試合となったのは、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)からローン移籍していたPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)で出場した3日のオランダ・エールディビジの試合だった。

 ソウル(Seoul)南部、故郷の水原(Suwon)で記者会見に臨んだ朴智星は、「膝の状態もあり、次のシーズンも続けられるとは思えない」とコメントした。

「キャリアに未練はない。けがをしていなければと考えることはあるが、引退することに失望や悲しみはない」 

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