セビージャがベンフィカとのPK戦制して優勝、ヨーロッパリーグ
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【5月15日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)は14日、決勝が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)が0-0で迎えたベンフィカ(Benfica)とのPK戦を4-2で制し、優勝を飾った。
セビージャがPK戦を制して3度目の大会優勝を果たした。一方のベンフィカはオスカル・カルドソ(Oscar Cardozo)とロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)がPKを外し、優勝にはまたしても手が届かなかった。
国内リーグ戦とリーグ杯(Portugal League Cup 2013-14)で優勝を決めたばかりのベンフィカは、自信を持ってトリノ(Turin)へ乗り込み、1961年と62年のUEFAチャンピオンズカップ(European Cup)連覇以降、7度にわたって敗れている決勝のジンクスを終わらせ、52年ぶりの欧州カップ戦制覇を達成することを目指した。
ベンフィカはここまでチャンピオンズカップで5度、また1983年のUEFA杯(UEFA Cup)で最後のハードルにつまずいており、昨シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2012-13)もチェルシー(Chelsea)に1-2で敗れて優勝を逃していた。
迎えたユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)での決勝で、ジョルジュ・ジェズス(Jorge Jesus)監督率いるベンフィカは、拮抗した展開のなか、相手よりも多く好機を作り出したもののこれを決め切ることができず、「ベンフィカの呪い」に終止符を打つことはできなかった。
すると、無得点のまま15分ハーフの延長戦を終え、突入したPK戦に自信を持って臨んだのは、UEFA杯で連覇を達成し、そのうち2007年にはPK戦を制して優勝を飾っているセビージャの方だった。