フランスがW杯登録メンバー発表、ナスリが落選
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【5月14日 AFP】サッカーフランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は13日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の代表メンバー23人と予備登録の7人を発表した。
今回、キャップ数41を誇るマンチェスター・シティ(Manchester City)のサミル・ナスリ(Samir Nasri)が代表入りを逃したほか、過去にフランス代表として67試合に出場し、ASモナコ(AS Monaco)で主将を務めるエリック・アビダル(Eric Abidal)も登録外となった。両者は、予備登録メンバーの7人にも名前が挙がっていない。
仏民放テレビTF1の夜のニュース番組生放送中に代表メンバーを発表したデシャン監督は、「サミルは素晴らしい技術を持った選手だが、彼のフランス代表としてのプレーは、クラブでみせるのと同じだけの水準に達していない」と語った。
「彼は重要な存在で、マンチェスター・シティでは先発だが、フランス代表においてそういうことはない」
「また、交代要員として登録しても彼は満足しないだろう。それがチーム全体に伝わったんだ。これが、リストに入っていない理由だ」
この発表を受けたナスリは、自身のツイッター(Twitter)上で、「支えとなる多くのメッセージをありがとうございます。また家で過ごすW杯ですが、これも人生です。あなたを殺さないものは、あなたを強くする(引用)」とコメントを投稿した。
前回のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)でも、レイモン・ドメネク(Raymond Domenech)氏が指揮するフランス代表から落選したナスリは、昨年11月に0-2で敗北を喫したウクライナとの欧州予選プレーオフ第1戦を最後に、代表入りを逃している。