■アストン・ビラ戦の罰金も確定

 FAは声明で、「独立規制委員会による公聴会の結果、2014年4月19日に行われたチェルシー対サンダーランドの試合後の発言に関連して、ジョゼ・モウリーニョに罰金1万ポンドを科す」と発表した。

「委員会では、モウリーニョの試合後の発言が、当該試合を担当した審判、及びプロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズのマネジャーであるマイク・ライリー氏の品位を問うものであるとは認められなかったが、試合をおとしめる発言であり、不適切な行為であったことが証明された」

 モウリーニョ監督は、3月に敵地ヴィラ・パーク(Villa Park)で行われたアストン・ビラ(Aston Villa)戦でのクリス・フォイ(Chris Foy)主審に対する振る舞いについても処分が言い渡されており、その不服申し立てにも敗訴して罰金8000ポンド(約138万円)の支払いを命じられた。

「一方、2014年3月15日のアストン・ビラ対チェルシーに関連して、モウリーニョ監督が行っていた8000ポンドの罰金処分に対する独立規制委員会への異議申し立ては却下された」

「モウリーニョ監督は、試合の後半45分頃にフィールド内に侵入して審判に接近して、話をしようと試みており、FA規則E3に違反したが、これを否定していた」

「しかし、この不正行為は独立規制委員会によって証明され、裁定は8日に控訴委員によって支持された」

(c)AFP