【4月25日 AFP】19日の試合で暴行をはたらいたとして処分を言い渡されていたイングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のラミレス(Ramires Santos do Nascimento)が24日、4試合の出場停止処分を受け入れ、今季残りのリーグ戦を欠場することになった。

 チェルシーが1-2で敗れた本拠地でのサンダーランド(Sunderland AFC)戦で、セバスティアン・ラーション(Sebastian Larsson)をたたいていたラミレスは、イングランドサッカー協会(Football AssociationFA)に対して24日午後までに返答することになっていた。

 しかし、先日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦でも退場処分となっているブラジル代表のラミレスは、異議申し立てを行わず、通常であれば3試合となっている処分よりも1試合多い出場停止を受け入れた。

 今回の処分により、現在リーグ2位につけるチェルシーは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が選手の温存を示唆した27日のリバプール(Liverpool FC)戦をはじめ、ノリッジ・シティ(Norwich City)、カーディフ・シティ(Cardiff City)との試合でラミレスを欠くことになる。

 そして出場停止処分4試合目は、来季のプレミアリーグ初戦に適用される。

 しかしながら、27歳のラミレスのシーズンはまだ終わっておらず、チームが得意としている本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と対戦する欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)準決勝第2戦が残っている。(c)AFP