【4月29日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)の前監督で、がんとの闘病の末に25日に45歳で逝去したティト・ビラノバ(Tito Vilanova)氏の葬儀が28日、バルセロナ(Barcelona)市内の大聖堂で執り行われた。

 26日に火葬されたビラノバ氏を悼み、葬儀にはスペインのスポーツ界やFCバルセロナの選手をはじめ、1500人以上が参列した。

 2年前に唾液腺のがんであると診断されたビラノバ氏は、治療を続行するために、2013年7月にわずか1シーズンでFCバルセロナの指揮官を退任することを余儀なくされた。

 FCバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は、「彼は、これからもずっとわれわれの心の中にいる。彼のことは決して忘れない」と述べた。

 本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)に設けられた特設会場には、約5万3000人がビラノバ氏に哀悼の意を表するために長い列を作った。

 カタルーニャ(Catalonia)自治州のアルトゥル・マス(Artur Mas)自治州首相を含む参列者の前で、ビラノバ氏の娘カルロタ(Carlota Vilanova)さんは、「父が私に話してくれたすべてのなかで、最も大切なのは、人生は悲しむには短すぎるということです」と語った。

 ビラノバ氏は、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の下でアシスタントコーチを務め、2012年夏にトップチームを引き継ぎ、昨季はバルセロナをリーグ優勝に導いた。(c)AFP