PSGがリヨン下しリーグカップ制覇
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【4月20日 AFP】フランスリーグ杯2013-14(French League Cup 13-14)は19日、決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が2-1でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に勝利し、優勝を飾った。
PSGがリーグ戦との国内2冠へ向け、スタッド・ド・フランス(Stade de France)でまずは一つ目のタイトルを獲得した。
ローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督率いるPSGは、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が前半にPKを含む2得点を挙げて勝利の立役者となった。一方、約一週間前にはリーグ戦でPSGを破っていたリヨンだが、後半にアレクサンドレ・ラカゼッテ(Alexandre Lacazette)が1点を返したものの、この日は力の差が大きかった。
2011年にカタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports Investments、QSI)に買収され、欧州で最も裕福なクラブの一つとなったPSGは、それ以降では前シーズンの国内リーグ制覇に引き続き、これで2つ目のタイトルを手に入れている。
リーグ杯の20年の歴史で4度目の優勝を果たしたPSGは、さらに早ければ23日にもリーグ戦連覇が決まる。ただしそれには、20日のリーグ戦で2位ASモナコ(AS Monaco)が敗れた場合という条件が付く。
PSGは、4月上旬にチェルシー(Chelsea)に敗れて欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)で準々決勝敗退に終わると、前週13日のリーグ戦でもリヨンに0-1で敗れ、優勝争いへの実質的なダメージはほとんどないながら、ブラン監督には重圧がかかっていた。
また、今季公式戦で通算40得点を挙げているチーム得点王のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の負傷離脱とともに、チームが無得点で連敗したことで、リーグ史上最高額で加入しながら得点数が伸び悩んでいるカヴァーニにも重圧がかかっていたが、この日は素晴らしいプレーを披露して前半に2得点を決め、さらにもう2点を加えるチャンスもあった。(c)AFP/Andy SCOTT