【4月14日 AFP】13-14フランス・リーグ1は13日、第33節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は0-1でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に敗れた。

 8日の欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)準々決勝でチェルシー(Chelsea)に敗北を喫したPSGは、わずか1週間足らずの間にリーグ戦でもまさかの屈辱を味わうことになった。

 敵地スタッド・ジェルラン(Stade Gerland)で迎えた試合の前半、主力のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を欠くPSGは、リヨンのジョーダン・フェリ(Jordan Ferri)に先制点を許してしまう。

 PSGはこの試合で2度ネットを揺らしたが、どちらもオフサイドと判定され、チームは最後まで流れを変えることができなかった。

 カタール人オーナーが所有し高額年俸選手がそろうPSGは、今季リーグ戦の5試合を残してわずか2敗という結果で勝ち点79を積み上げており、2位のASモナコ(AS Monaco)とは同10差をつけている。

 PSGがリーグ連覇に失敗することは想像も及ばないが、チャンピオンズリーグでの敗退が、ローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督の今後に疑問を投げかけるのは当然の流れともいえる。

 ブラン監督は、19日にスタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われるフランスリーグ杯(French League Cup 13-14)決勝で、リヨンとの再戦を果たした後に契約更新の有無を決定するという。

「チャンピオンズリーグ敗退の失望からは立ち直ったと思っていたが、今日の結果を見たらそうとは言えないね」

「気持ちを切り替えるしかない」

(c)AFP/Nick REEVES