■浮き沈みの激しいシーズンを戦い終えた浅田

 在籍中の大学を1年休学していた浅田は、激動の五輪シーズンを過ごした。

 浅田は今季、13-14フィギュアスケートGPシリーズで開幕戦のスケート・アメリカ(Skate America 2013)とNHK杯を制し、グランプリ(GP)ファイナルでも優勝を果たしたが、昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権(Japan Figure Skating Championships 2013)では3位と振るわず、ソチ五輪では無念の結果に終わった。

 ソチ五輪からの浅田の復活は多くのスケート選手の心を揺さぶり、エフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko、ロシア)は自身のツイッター(Twitter)で「本当のファイター」と投稿した。

 27日に浅田は自身が銀メダルを獲得した2010年のバンクーバー冬季五輪で、キム・ヨナが記録したSP歴代最高得点78.50点を上回る78.66点をたたき出した。

 ソチ五輪で採点が物議を醸しながらも金メダルに輝いたアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova、ロシア)と、銀メダルに終わったキム・ヨナはともに今大会を欠場している。

 五輪と世界選手権を振り返った浅田は、「悔しかったり、うれしかったり、今までいろいろあった」としながらも、最後は「あらためてフィギュアスケートっていいなって思いました」と締めくくった。

 注目されている進退について、浅田は来季も現役を続ける可能性を「ハーフハーフ」としている。

 ショートで3位につけたリプニツカヤは、3回転サルコーでの転倒がありながらもフリーで132.96点を獲得し、合計207.50点を記録した。

 2012年大会で優勝している27歳のコストナーは、3回転フリップで転倒すると、その後もいくつかのジャンプで回転不足となり、フリーで6位の126.59点を記録した。合計203.83点としたコストナーは、ショートから順位を1つ落とし、総合3位で大会を終えている。(c)AFP/Shigemi SATO