【3月7日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)の会長を務めるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)氏は、クラブの買い手を探し出すようコンサルタント会社に指示を出したとの報道を一蹴した。

 米金融・経済情報サービスのブルームバーグ(Bloomberg)は6日、元伊首相のベルルスコーニ氏が米投資銀行のラザード(Lazard)にクラブの売却先探しを指図したと報じていた。

 しかし、1986年の会長就任後、クラブの5度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を見届けてきたベルルスコーニ氏は、ミランの売却について問われると、「ない、ない、ない」とクラブを売却する意思がないと答えた。

 その後、ミラノ(Milan)で行われた出版会見でベルルスコーニ氏は、「ミランのすべてのサポーターを安心させたい。私はクラブを売却する意思はない」とコメントしている。(c)AFP