【3月2日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、2位との勝ち点差を20に伸ばし、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督がドイツでの初タイトルを、最速となる3月中にも獲得する可能性が高まった。

 バイエルンは、1日に行われたリーグ戦第23節のシャルケ04(Schalke04)戦を5-1と勝利し、連勝記録を最長タイとなる15に伸ばすとともに、リーグ戦の無敗記録を48試合とした。

 また、今季ここまで落とした勝ち点は4というバイエルンは、23試合を終えた時点での勝ち点を新記録となる65に伸ばしている。

 昨季、バイエルンはリーグ戦6試合を残して史上最速で優勝を決めたが、今季はグアルディオラ監督の下でその記録に並ぼうとしている。

 グアルディオラ監督は試合前日の2月28日、報道陣に対し、片言のドイツ語で「タイトルのことについては聞かないでくれ」とコメントしていたが、この大きな勝ち点差を保つことができれば、バイエルンは29日に行われる第28節の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)で通算24度目の優勝を飾ることができる。

 また、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)はミュンヘン(Munich)の地元紙「TZ」に対し、「残りの試合で僕らが6敗するとは誰も考えていないだろう」と語り、バイエルンの選手としては初めてタイトレースに終止符が打たれたと公言している。(c)AFP