【2月21日 AFP】ソチ冬季五輪、フィギュアスケートの女子シングルで、ミスのない演技を見せながらも連覇を逃した金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)は、さまざまな感情に押しつぶされそうになりながらも「五輪が終わってほっとしている」と述べた。

 熱狂的なファンの間で「女王ヨナ」の異名を持つキムは演技を終えた直後、以前から宣言していたとおり競技から離れることを明らかにした。

 20日にアイスバーグ・スケーティング・パレス(Iceberg Skating Palace)で行われたフリースケーティング(FS)では、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)が同国で初めての女子シングル金メダリストに輝き、23歳の金妍児は銀メダルに終わった。

 FSの最終滑走で演技を披露した金妍児は涙を浮かべながら、自身の得点がロシア選手権を4度制したソトニコワの合計得点を5.48点下回り、2位になったことを確認した。