■全校生徒の前で公開処刑

 妊娠した女性収容者は強制堕胎させられ、武術の練習台にされる収容者もいる。飢えた収容者たちはネズミや木の葉を食べているという。

 さらに報告書は、生物化学兵器の威力を試す医学実験で収容者たちが殺害されている疑いがあると指摘している。

 公開処刑や投獄などの手段を用いた恐怖による支配は収容所の外に暮らす人々にもおよぶ。人々は絶え間ない「監視、抑圧、恐怖、処罰」にさらされて、批判めいたことは一切口にしなくなるのだ。

 報告書には、学校の全生徒の目前で行われた銃殺刑の詳細も記されている。経営状況が芳しくなかった工場の責任者が「スパイ」として銃殺された公開処刑を16歳の時に見せられた元収容者は「怖かった。誰でもこんなふうに処刑されることがあるんだと思った」と証言した。工場の労働者もこの公開処刑を見せられたという。(c)AFP/Agnes Pedrero, Jonathan FOWLER